スマブラDX雑誌

『ポッ拳』『ARMS』『スマブラDX』3タイトル合同イベント「N道場」オフレポーゲームと恋に落ちるのに多くの時間はいらないー

「N道場」、それは任天堂の3つの異なるゲームタイトルが合同で開催した交流イベント。

2018年10月06日(日)、東京は中野RedBullGamingSphereTokyoにて『ポッ拳 POKKÉN TOURNAMENT DX』、『ARMS』、『大乱闘スマッシュブラザーズDX』の合同イベントが開催されました(それぞれ『ポッ拳』『ARMS』『スマブラDX』と表記)。

最近、関東ではゲームタイトルを異にするゲーマーたちの交流が盛んになってきています。ゲームイベントを催すのに適した場所や機材、そしてそれを実行に移す主催者たちの熱意が、これを可能にしています。

「N道場」は交流イベントなので、トーナメントを設けるというよりは、むしろ、環境的に普段会うことの難しいプレイヤーたちと知り合う機会となるフリー対戦や各ゲームタイトルの見どころ紹介を軸に行われました。

会場至るところに設置された3タイトルの対戦台を前に、普段主戦場にしていないタイトルのゲームを笑顔を交えながらプレイしているゲーマーたちを見て、「ゲームに恋するには丸1日なくても十分なんだな」と感じました。

さて、今回のオフレポの舞台である「N道場」を開催したイベント主催者のみなさんはこちら。

数々の『スマブラDX』イベントを主催するわっちさん、『ポッ拳』のイベント「ポッ拳カントートーナメント」を主催するエルムさん、『ARMS』のイベント「Fistival」などを主催するげんげんさん(左から順)

同イベントに参加して普段プレイしないゲームの見どころを紹介していただいたり、他ゲームのプレイヤーの方々と交流したりしてきたことをオフレポとしてまとめたいと思います。

会場内で撮影した写真や交流の様子、そして各部門の見どころ紹介の一部を動画でお届け。

主催者のわっちさん、げんげんさん、エルムさん、会場でお話したり対戦したりしてくださった方々、楽しいひと時をありがとうございました。

 

ということでこの記事は

  • 「N道場」ってなに?
  • 参加できなかったけど当日の様子を知りたい。
  • RedBullのゲーミングスペースがあるの?

といった方に特におすすめです。

もちろん参加していた方も読んでくれるとうれしいです。

 

同様の交流イベントに参加してみたいなぁというプレイヤーの背中をそっと押すことができたらいいなと思っています。ぜひぜひ。

楽しんでいってね!

N道場の雰囲気が一瞬で伝わるダイジェスト動画
RedBullGamingSphereTokyo

百聞は一見にしかずということで、まずは当日撮影した動画を編集したダイジェストをご覧ください。

RedBullGamingSphereTokyoに常設されている大スクリーンを活用して、『ポッ拳』『ARMS』『スマブラDX』の見どころ紹介が行われました。

基本的にデモプレイヤーと解説役が一緒になって、私たち参加者にゲームのおもしろさやポイントを紹介するという形が採られ、目で楽しみ耳でも楽しめるような工夫が随所に。

上で紹介したダイジェスト動画にはおさまりきらない「N道場」の魅力の一端を各部門ごとに綴っていきたいと思います。

 

ポッ拳

まずは、V3eSports所属のスポンサードプレイヤーであるクロスいがらしさんと、Wellplayed所属の実況者ふーひさんによって幕を切られた『ポッ拳』部門の見どころ紹介。ゲーム解説を務めたのは同作品のユーザーコミュニティである「カントートーナメント」主催者エルムさんです。

【ちょっとゲーム紹介】

画像はAmazonより

『ポッ拳』とは、『ポケットモンスター』と言って知らない方の方が少ないのではないかと思うほどの人気作品より、ピカチュウやゲンガーそしてリザードンなどの懐かしのキャラクターからシャンデラやジュナイパーそしてダークライなどの新しいキャラクターまで、様々なポケモンが参加する対戦型アクションゲーム。

メインキャラクターを操作し、タイミングを見てサポートポケモンで後方支援をしつつ、じゃんけんのような関係にある「ブロック攻撃」「通常攻撃」「つかみ攻撃」を出しあって対戦を展開していく。相手のライフを削りきれば勝利。

いがらしさんとふーひさんの対戦を大型モニターで

普段『スマブラDX』や他の『スマブラ』シリーズのイベントに参加するのが主なので、『ポッ拳』をこのような形で見ることができてとても新鮮でした。

今年のゴールデンウィークに大阪にて開催されたKVO×TSB2018ぶりの『ポッ拳』をまじまじと観戦。

彼らのデモプレイが終わると会場から2人のプレイヤーが募られました。

手ほどきを受けた参加プレイヤーたちと、彼らの対戦を見守るクロスいがらしさん。私たちは、エルムさんとふーひさんによる解説と実況に耳を傾けながら、観戦に臨みます。

見どころ紹介映像

『ポッ拳』の見どころ紹介コーナーの一部映像。「N道場」の雰囲気を感じることができますよ。

ゲーミングメディア『PokkénNet』とクロスいがらしさんのオフ会交流

ところで、最近『PokkénNet』というユーザー主体の『ポッ拳』ゲーミングメディアが設立されました。同作のプレイヤー紹介やゲームイベントのオフレポ、現役のプレイヤー陣が解説するテクニックや考え方について興味のある方は、こちらもあわせて読んでみてはいかがでしょうか。

また、「N道場」後、クロスいがらしさんが開く対戦会(宅オフ会)に『スマブラDX』プレイヤーたちが積極的に参加していることがとても印象的です。

第1回目にしてすぐさま界隈が活性化しているのを見ると、このような形での合同イベントの効果はとてつもなく大きいことが分かります。

イベント告知:ポッ拳大好きクラブ

さて、そんな『ポッ拳』の直近イベントは10月27日開催の「第6回カントーポッ拳大好きクラブ」。会場は東京中野RedBullGamingSphereTokyoです。

「N道場」と同じ場所ですね。

 

ARMS

次に紹介されたのソフトは『ARMS』。こちらも『ポッ拳』と同じく任天堂Switchのソフトです。DeToNator所属のスポンサードプレイヤーKHU(読み:こへう)さんの実況・解説と同じくDeToNator所属のPegaさん、そしてがすマスクさんよるデモプレイを通じて『ARMS』が紹介されました。

『スマブラDX』プレイヤーのbozitomaさんとPlataさんが10先勝負*をしたこともあり、「おお、ARMSだ!」と観戦。

*bozitomaさんによる10本先取勝負の振り返り記事はこちら▼
【ARMS】PlataとARMSで10先しました【初心者対決】

あぶさんという『ARMS』プレイヤーは『スマブラDX』のベテランプレイヤーでもあるため、彼経由で『ARMS』勢の海外遠征の様子をTwitter経由で目にしていました。

【ちょっとゲーム紹介】

画像はAmazonより

『ARMS』は、「アーム」と呼ばれる伸びる腕を持ったキャラクターを操作し、フィールド内を駆け巡りながら対戦相手にパンチを当てる対戦型アクションゲーム。

たとえばボクサーが伸びる腕を持っていて、ガードしたり相手を投げたりして、互いにライフゲージを削りあう、そんなイメージ。

腕を伸ばしながら操作することで、遠くから対戦相手に一撃を喰らわせることが可能で、反対に伸びてくる腕はフットワークよく避けなければなりません。相手のライフを削りきったり、タイムアップ時により多くのライフを保持していれば勝利。

「ARMSおもしろいですよ~シンプルに殴り合うんです、ホホホホホ」(主観MAX)とPlataさんから聞いていたことが手伝って(一瞬フリーザの姿が頭をよぎったのは内緒)、Pegaさんたちによるデモプレイは火花が散っているように観えました。

KHUさんが(説明を簡略化するために)「コンボはない」とに言った矢先、ガシガシとコンボを決めている彼らにツッコミが入ったところで、Plataさんに感じたボクサー魂は嘘ではなかったのだと一人で納得。

対戦ゲームのプレイヤーですからね、やりたくなってしまうんですよ。

『ポッ拳』と同じく、世界レベルのプレイヤーに手ほどきをうけながら『ARMS』を遊ぶ参加者の方々。「N道場」の大きな魅力の1つです。

他ゲームイベントのオフレポをきっかけに生まれた私の交流

このような合同イベントのいいところはなんといっても他ゲームプレイヤーとの交流だと思いますが、私も「N道場」のおかげで今まで交流のなかったゲーマーの方々とお話する機会に恵まれました。

そのうちの1人はHEIさん。

ことの発端は2018年09月30日に東京都大田区にて開催されたBattleGateWay22という大会のオフレポです。

私は残念ながら参加することができなかったのですが、同大会には『ARMS』や『ポッ拳』界隈から何人ものプレイヤーが参加しました。ふとTwitterのタイムライン上に現れたHEIさんの記事を読んでみたところ、とてもいいオフレポだったのです。すぐさま引用リプ。

そこからちょっとした会話になり、「N道場」でお会いできるかなぁという感じになっていました。ツイートの日付からわかると思いますが、これ同イベントの前日の出来事です。

会場で対戦が終わったばかりのHEIさんらしき人に声をかけると、ちゃんとHEIさんで、そこから実際に会話開始。よかった。

HEIさんから彼の主催する「豪腕(GO-1)」という『ARMS』のイベントに対する考えなどを聞くことができました。脚本や演出などを考えて対戦イベントを手がけていらっしゃることが分かり、恐れおののくと同時にテンションが上がりました。

過去行われた「豪腕」の予告PV▼

毎回『スマブラDX』のイベントに参加しているわけでもない私のようなプレイヤーでも、他ゲーム界隈の人たちと気軽に知り合うに至り、「なんて有意義な交流イベントなんだ」と衝撃を受けながら会場を歩きまわります。

最近、各ゲームの主催者たちが交流を持ち始めてくれたおかげです。

見どころ紹介映像

『ARMS』勢によるゲームの見どころ紹介の一部映像です。途中で上述のコンボをめぐるKHUさんとPegaさんによるちょっとしたコント(?)も見られますよ。

イベント告知:Fistival×AFTA

ところで、来たる10月20日「Fistival」という『ARMS』のイベントが開催されるのですが、今回はリリースされて間もない『マリオテニスACE』のイベント団体「AFTA」(『スマブラDX』勢のbozitomaさん主催)との合同イベントです。

スマブラDX

「N道場」のタイトルの中で唯一任天堂Switchではなく17年前に発売されたゲームキューブを使用する『スマブラDX』。

解説役のわっちさんとデモプレイヤー役のLukaさん、陽炎の守護者ブルー・メルキス(通称:ハム)さん、Plataさんにより『スマブラDX』の見どころが紹介されました。

【ちょっとゲーム紹介】

画像はAmazonより

任天堂の有名キャラクターたちを操作しワイワイ対戦するパーティーゲーム。アイテム使用や4人対戦(乱闘)が可能。

ただ、ここでいう『スマブラDX』は、ユーザーたちのアイディアで1対1や2対2の対戦ゲームへと進化させられたもの。主人公にほのおの石を使用されたイーブイ。

数ある『スマブラ』シリーズの中でも早いゲームスピードと一定以上の操作精度を要求されるいぶし銀なソフトであり、アップデートがないため1度身につけたテクニックを永遠に使用可能な親切なソフト。

対戦ゲームでありながらライフといった概念はなく、プレイヤーは対戦相手をステージの外にふっ飛ばすことで相手の残機を奪っていくことが求められる。相撲をイメージしてもらえるとしっくりくるだろう。

こちらの観戦についての記事にて対戦システムについてここよりも詳細に軽く紹介しているので、あわせて読んでいただけるとうれしい▼

競技としての『スマブラDX』を楽しく観戦するためのコツ6選!Smash at IU BloomingtonのYoutube動画より 今回は、『大乱闘スマッシュブラザーズDX』(以下『スマ...

つい最近までイベントではブラウン管モニターだけが使用されてきた、ある意味異色のこのゲーム。今回使用されたのはRedBullが準備している液晶モニターです。最近開発されたGCHDという技術革新により液晶モニターでもほぼ遅延なしでプレイすることができるようになったからです。

Smashlog様への寄稿記事にてGCHDについて書いているので、よかったらそちらも読んでみてください。

さて、『スマブラDX』の見どころ紹介ですが、先に紹介した『ポッ拳』と『ARMS』と少し趣を異にしていました。

現役プレイヤーによる対戦を見せてその後にプレイヤーを募り一緒にお試しプレイをしていくという形ではなく、フォックスやマルス、ピーチやキャプテン・ファルコンなどのキャラランクの高い強キャラ、そしてアイスクライマーやヨッシーなど他のキャラクターが真似することのできない一芸に秀でた特徴的なキャラクターたちが紹介されていきます。

ヨッシーのデモプレイをしつつ解説を試みるPlataさんとLukaさん。

『スマブラDX』はオンラインのアップデートのないゲームキューブソフト。そのため、キャラクターたちが持つある種の「ぶっ壊れ要素(褒め言葉)」が生まれたままの姿で保持されています。

この環境で特定のキャラクターの可能性を引き出し続ける猛者プレイヤーたちはもはや職人と言って差し支えません。

私は『スマブラDX』を主にプレイしているので想像になってしまいますが、定期的なアップデートを通じてキャラクター間のバランスやゲーム性がゲームタイトル発売後に修正されていく最近のソフトのプレイヤーの目には、とても珍しくそして懐かしく映るのではないでしょうか。

ふと横に目を向けると、とても姿勢の正しいPegaさんやPーさんたちが目に入りました。

他ゲームの猛者たちが『スマブラDX』をプレイ

ふーひさんが、『スマブラDX』をプレイするPegaさんたちを撮影してくださっていました。笑顔が見えます。ゲーマーたちによる『スマブラDX』交流の一場面。

『スマブラ』は任天堂64の時代からWii Uまで続く大ヒットシリーズだし、「N道場」に集まったのは無類のゲーマーたち。

このような環境で『スマブラDX』の少し違う紹介も可能になっているのかなぁ、なんて思いながら眺めていました。

私もPlataさんと夏のCrazyHand2018以来の対戦をしたりブログの話をしたり、配信環境を調節するてんぷらさんを見たり、Pーさんや超神星プルート・デスブリンガーさんなど初めてお会いするプレイヤーの方々と交流をもつことができて有意義な時間を過ごしました。

ちょうど受付をしていたげんげんさんにお会いすることができ、初げんげんさんもしました。

オフレポを執筆したり動画を撮影していると、なかなか時間をうまく管理するのが難しいのですが、プレイヤーの方々から貴重なお時間をいただけてうれしい。

HEIさんが『スマブラDX』の練習をしていると伺ったので、次お会いしたときにはぜひフリー対戦をしたいと思っています。

見どころ紹介映像

さて、『スマブラDX』の見どころ紹介コーナーの一部映像をどうぞ。マルスとピーチについての説明パートです。『スマブラDX』の特色や「N道場」の雰囲気を感じてください。

マルスパート▼

ピーチパート▼

イベント告知:Liquid Crystal Melee

上で述べたようにブラウン管テレビではなく液晶モニターで『スマブラDX』をプレイすることを可能にするGCHDが追加投入されました。これに伴い、来たる10月28日、Liquid Crystal Meleeという『スマブラDX』のゲームイベントが開催されます。

会場は「N道場」と同じRedBullGamingSphereTokyo。

これらのツイートからSmash.ggに設けられた参加申請ページまで飛ぶことができるので、興味のある方はどのようなイベントになるのかわっちさんのツイートをご覧ください。

また、現在は日本ローカライズが進められているので将来的には日本語で不自由なく使えるようになる予定ですが、もしSmash.ggの使い方が気になる方は「簡単!ゲーム大会ポータルサイトSmash.ggの登録方法」を参考にしてみてください。

【簡単3ステップ!】 Smash.ggのユーザー登録方法(ゲームイベント大会ポータルサイト)Smash.ggのユーザー登録方法を3ステップでご紹介です。Smash.ggは、EVO2017でも使用された大会紹介や参加者募集のための...

まとめ

ここまで振り返ってきた『ポッ拳』×『ARMS』×『スマブラDX』の合同イベント「N道場」。今後このような形で開催されるイベントは増加していきますし、これによって、複数のゲームタイトルでイベントに参加するマルチゲーマー的な方々も一般的になってくるのかなと感じています。

マルチゲーマーと表現するとなんだか大袈裟な気がするかもしれませんが、ゲーム好きなら1つのゲームしか持っていないことは少ないですし、1つのゲームタイトルで上位勢になっているプレイヤーも家では他のゲームを楽しんでいるということが多々ありますよね。

合同イベントを通じてそれが目に見えるようになるという感じですね。実際私も今回の「N道場」を通じて、イベントのある『スマブラDX』以外のゲームタイトルを買いたくなっています。

今年の12月に5つのゲームタイトル合同で大規模ゲームイベント大会が開催されます。関東の各ユーザーコミュニティの交流による1つの大きな成果ですね。

申請はまだ始まっていませんが、参加申請が封切られた時のために記憶のどこかに強くとどめておこうと思います(控え目に言って忘れられるわけはないのですが)。

最後に、「N道場」主催者とスタッフのみなさん、そして会場で交流することのできた方々、素敵な時間と空間をありがとうございました。またのイベントでお会いしましょう。

ABOUT ME
MARINE
MARINE
『スマブラDX』のプレイヤーでブロガー。主に「競技としての『スマブラDX』」を入り口にして、インタビューしたりeSports記事を執筆したりしています。競技人口を増やすための「はじめて講座」も連載中。外部メディアへの寄稿やゲームに関係しない翻訳案件のお仕事も行っています。お仕事のご相談お問い合わせまでお願いいたします。