アメリカで開催中の『大乱闘スマッシュブラザーズDX』の招待制の大会Smash Summit8。
「SmashSummit8に参加中のaMSa選手のTwitterは見た?」でも触れた大会ですね。
こちらの記事では現地での様子を覗くことができます。

さて、同大会ではいくつものトーナメントが用意されていますが、本記事ではシングルストーナメント予選にて大活躍した赤ヨッシー使いVGBC RB|aMSa選手の試合を紹介していきます。
そもそも競技としての『スマブラDX』の勝敗の基準ってなんなの?という方はこちらの記事をどうぞ。

Contents
VGBC RB|aMSa vs Liquid|Hungrybox戦

彼らの試合はBo5と呼ばれる3本先取の試合でした。
赤ヨッシーと共にaMSa選手が立ち向かったのは世界ランク1位のプリン使いHungrybox選手。
試合時間は30分を越え、各々が2本ずつ勝っている「フルセット」状態に。
さらに彼らは残りのストックも互いに1つという緊迫した局面を迎えることになります。
では、過去の試合をふりかえりながら、今回の試合の見どころの1つを見ていきましょう。
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過去のSmash Summit
さて、彼らがSmash Summitで当たるのはこれが初めてではありません。
下で紹介しているように、2回前のSmash Summit6ではaMSa選手が勝利、1回前のSmash Summit7ではHungrybox選手が勝利しています。
どちらの試合も2-2までスコアが拮抗し、最後の1本を取った方の勝ちというところまで互いに追い込んでいました。
どちらの選手が勝ってもおかしくない、そんなカードだったわけです。
Smash Summit6
Smash Summit7
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実際にSmash Summit8の試合を観戦してみよう
この試合の最終ステージは「ププランド(64)」。
ちなみに、上で紹介したSmash Summit7での彼らの試合の最終ステージもこの「プププランド(64)」でした。
プリンは空中ジャンプを他のキャラクターよりも多く行うことができるため、その滞空時間はキャラクター中最長となっています。
加えて、ふっ飛びやすく早期撃墜されやすいプリンにとっては、広い同ステージは大きなアドバンテージに。
試合の制限時間は8分ですから、プリンと対峙するキャラクターにとっては、空中での機動力を生かした逃げ回りを阻止したいところとなります。
制限時間を迎えた場合、ストックの多いキャラクターが勝利となり、もしストックが同じ数ならばパーセンテージの値が小さい方が勝利となります。
では、ここで試合の最後の瞬間をおさめたクリップを見てみましょう。
aMSa選手SS8にて世界ランク1位のHungrybox選手を下し、同スコア同ステージで負けてしまったSS7のリベンジを果たす。@aMSaRedyoshi
#twitchclips https://t.co/y2dn1OpM5d— MARINE(まりね)@スマブラDX/スマブラブロガー (@smabrosMARINE) 2019年6月15日
ストック数は同じ、ヨッシーのパーセンテージは40%、プリンは86%になっています。。
ヨッシーがこのまま相手をけん制しきれば勝利という状況。
つまり、制限時間残り数十秒にしてヨッシーがパーセンテージにおいて有利をとっているため、上での説明に反して、プリンの方がヨッシーを追いかける形となっているわけです。
ここまでにいかにaMSa選手が上手に立ち回りHungrybox選手のプリンを追い詰めていたかがハッキリと見て取れますね。
素晴らしい試合でした。
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SmashSummit概要
『スマブラDX』の競技シーンで優秀な成績を出した招待選手や、投票でその人気を示した選手たちだけが参加することのできるイベント。
毎年1回開かれていて、同イベントを通じて私たちは、近年どの選手が波に乗っているのかを知ることができ、上で紹介しているように他の大会にはない催しも行われるため、彼らの新たな表情にも出会うこともできる。
Smash Summit 8
btssmashのライブビデオをwww.twitch.tvから視聴する
参加人数:41人(詳細はこちら)
YouTubeチャンネル:Beyond the Sumit-Smash