ルール

【ルール解説】競技としての『スマブラDX』と他の作品に共通する勝敗の基準

「場外に相手を出したら勝利!!」。競技としての『大乱闘スマッシュブラザーズDX』(以下『スマブラDX』と略記)を観戦する際に、最低限必要になる知識についてご紹介です。なお、『スマブラ』シリーズによっては、対戦における細かな違いが存在しますが、ここで紹介されている知識は「勝敗をどうやって見分けるのか」という点でシリーズ共通の知識です。

 

体力ゲージが勝敗の基準になる格ゲーとはちょっと違うポイントがあるんだ。競技としての『スマブラDX』がどんな感じのものなのか触れた後に説明が始まるよ。




競技としての『スマブラDX』

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上の画像は東京で『スマブラDX』の大会を定期的に開催するBattle Gate WayのWebページのスクリーンショットです(以下BGWと略記)。VGBootCamp所属のスポンサードプレイヤーaMSa(@aMSaRedyoshi)さんとコントローラーを握る参加者のみなさんの手が印象的です。同大会は参加者100人を越える規模で競技としての『スマブラDX』を広めています。

 

『スマブラDX』には、家で遊びながらプレイする以外に、このような大会で雌雄を決するためにトーナメントで競争しながらプレイする仕方があります。家で遊ぶ感覚でプレイできる「フリープレイ」可能なモニターが設置されていたり、強豪の対戦を観戦したりすることのできる中型・大型スクリーンが準備されています。

 

『スマブラDX』が遊べる体験型イベント、そうイメージすると分かりやすいかもしれない。新宿にVRゲームの施設が出来たりしてきて、こういう遊び方はより身近なものになってきたよね。
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海外に目を向けても、その人気は凄まじく、日本人『スマブラDX』プレイヤーも多く参加したGENESIS5というアメリカの大会の参加者は1365人と、新作の『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U』の参加者674人の2倍以上の参加者を集めています(SmashWiki参照)

 

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Genesis5の画像検索結果画面より

 

日本における規模拡大について関東最大規模の大会であるBGWを例にとってみれば、海外と日本の『スマブラDX』界隈の交流という点で、主催のわっち(@watch_ssbm)さんによる橋渡しの尽力の結果、アメリカやヨーロッパからプレイヤーが大会に参加してくるなど、日本の『スマブラDX』界隈は現在進行形でその規模を着実に拡大しています。

 

ちなみに、「定期大会Battle Gate Way19オフレポ(京急蒲田)」という記事を以前に書いているので、BGWの雰囲気やトーナメントの様子について気になった方はぜひ読んでみてください。

 

勝ち負けの基準はなに?

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さて、このように体験型のイベントにもなる『スマブラDX』の大会ですが、とりあえず、実際の対戦すなわち「競技としての『スマブラDX』」の動画を見てみましょう!

 

アメリカで開催されたFull Bloom4という大会にて行われた、Counter Logic Gaming所属のスポンサードプレイヤーPewPewU(@CLG_PewPewU)選手とaMSa(@aMSaRedyoshi)選手の試合です。

 

『スマブラ』に限らず、写真や動画で確かめてみるとどんな感じなのか分かりやすいよね。もちろんなんとなく分かっている読者は飛ばしても平気だよ。

 

 

『スマブラ』における勝利は「相手のストックを全て奪う」ことです。たとえば、『スーパーマリオブラザーズ』をプレイしたことがある方は多いと思いますが、残機を全て失うとゲームオーバーになりましたよね。

 

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『スマブラ』シリーズでいうところの「ストック」は『スーパーマリオブラザーズ』でいうところの「残機」と同じです。

 

ゲームの種類は違いますが、基本的に、『スマブラ』においても「自分のキャラクターの残機が全て奪われる」ことで敗北(=ゲームオーバー)が決定します。

 

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同試合動画より

 

競技としての『スマブラ』の勝敗はとてもシンプルです!つまり……

 

1つ目は…

・勝利

「相手のストックを全て奪う」

・敗北

「自分のストックを全て奪われる」

 

ということなんですね!!競技としての『スマブラDX』は互いに4ストック持った状態で試合を開始します。ちなみに、『スマブラ』シリーズには『ストリートファイター』シリーズに見られるような「体力ゲージ」が存在しません。

 

ではどのようにして相手のストックを奪えばいいのでしょうか?答えもこれまたシンプルで「相手をステージ枠の外に出す」ことで相手のストックを奪うことができます。相撲でいうところの土俵が『スマブラ』のステージ枠になります。

 

相撲では先に土俵を出た力士が敗北することになりますが、『スマブラDX』でも先にステージ枠の外に出たキャラクターがストックを奪われることになります。

 

プレイヤーは相手のストックを奪うためにキャラクターを操作する。でも闇雲に動かしているわけではなく、実は効果的に勝つために気にしていることがあるんだ。次はそこを説明していくよ。

 

より効果的に勝利するために

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同試合動画より

 

攻撃を喰らった場合にキャラクターがふっ飛ばされる距離が変化するのですが、ここら辺もよく知られた格闘ゲームには見られず『スマブラ』シリーズには見られる独自の特徴です。上の画像はに注目してみてください。

 

この場面、フォックスが65%のダメージを喰らっている一方で、ヨッシーは7%とダメージを喰らっていません。複雑なことは脇に置いて一言でいうと、フォックスの方がふっ飛ばされる距離が長い状態です。

 

『スマブラ』では、「体力ゲージ」がない代わりに、蓄積ダメージが%で表示されますが、この値が大きければ大きいほど、キャラクターが攻撃を喰らった際に遠くにふっ飛ばされるように設計されています。

 

そのため、プレイヤーは、対戦相手のキャラクターのダメージ%の値を増やすために積極的に攻撃を当てにいきます。同時に、自分のキャラクターのダメージ%の値を増やさないように、相手の攻撃は可能な限り避けることになります。

 

2つ目は…

・ダメージ%の値が大きくなるとより遠くにふっ飛ぶ。

・相手のダメージ%の値を増やし、自分は増やさないように努める。

 

付け加えると、この特徴はコンボの入れ方や立ち回りにも関わったり、『スマブラ』の対戦上の戦略を生じさせる大きな要素なんだ。たとえば、自分のキャラクターのパーセントの値が高かったら、相手から遠ざかりたくなるよね。

 

まとめ: 観戦準備OK!!

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さて、ここまで、駆け足ではありますが、『スマブラ』の勝敗がどのようにつくのかということと、より効果的に勝利するためにプレイヤーが行うことについて見てきました。ポイントをまとめてみましょう。

 

ポイントまとめ

ポイント①

・勝利

「相手のストックを全て奪う」

・敗北

「自分のストックを全て奪われる」

ポイント②

・ダメージ%の値が大きくなるとより遠くにふっ飛ぶ。

・相手のダメージ%の値を増やし、自分の方は増やさないように努める。

 

大きくわけてこの2つのポイントによって『スマブラ』の対戦は成立しています。そういうわけで、キャラクターたちはステージ上を縦横無尽に動き回り、相手に攻撃を当て、時には相手の攻撃を喰らいながら、相手のキャラクターのストック(=残機)を全て奪うことを競うのです。

 

では、観戦する際の最低限のポイントがわかった状態で、もう一度、先の動画を見てみましょう!これであなたも『スマブラDX』を観戦できますね!!!

 

 

上の動画は、先程今回の記事の冒頭でご紹介した試合動画です。どうでしょうか?ポイントが明確になったことで、以前よりもドキドキハラハラ見ることができたと思います。

 

Youtubeでは日本の試合から海外の試合まで、たくさんの試合を見る事ができるよ。10分くらいで観戦できるものもあるから、よかったら検索してみてね。

 

なお、同大会におけるaMSaさんの活躍を追った記事に「【号外】『ほぼ月2刊スマデラ新聞』 aMSa the Incredibleー 日本人『スマブラDX』プレイヤー超絶プレイで快進撃 in アメリカ ー」があるので、ぜひ読んでみてください。